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  L LR V A H AV2H ds 材質 σy d's Ks V√LR 備考
かわせみ 12.4   14 0.249 0.600 29.28 50 SS 22 49.3 15.99 4.19  
11米内火艇 11   13 0.220 0.738 27.44 44 SS 22 43.4 14.39 4.13  
シーホーク 45   26 0.906 1.380 845 107 SUS316 21 164.9 17.44 4.09  
あさぎり(南) 15   15 0.232 0.620 32.36 60 MnBC 19 56.3 17.67 4.08  
あさぎり(石) 17   15.9 0.420 0.800 84.9 85 SUS316L 18 78.3 17.82 4.06  
あおが島丸 22.5   16.6 0.467 0.850 109 80 SF45 23 80 16.75 36.9  
6米搭載機 6   8.5 0.0996 0.388 2.79 30 BsB 13 24.8 17.62 3.66  
N 底曳   11.3 12 0.618 1.200 107 50 SUS304 21 48.5 10.22 3.57  
W 客船   26.95 18.2 0.500 1.050 174 90 SUS304 21 87.3 15.64 3.51  
うらなみ 21.5   15 0.416 0.800 74.8 76 SNC 30 83.0 19.70 3.41  
ちよなみ 23   15.4 0.420 0.800 79.7 75 HBsB 20 71.6 16.64 3.38  
おきなわ 16.5   13 0.266 0.620 27.82 50 MnBC 19 46.9 15.48 3.37  
くろしお 21   14.5 0.3514 0.800 59.1 75 SF45 23 75 19.25 3.34  
おきなみ 23   14.9 0.415 0.900 82.9 75 MnBC19 19 70.4 15.72 3.27  
25屯砲艇 17.7   13 0.150 0.734 24.77 70 SF   70 17.28 3.26  
12米内火艇 12   10.5 0.209 0.434 10.00 50 SF   50 23.21 3.20  
むつき 25.5   15.3 0.441 0.870 89.8 75 MnBC 19 70.4 15.72 3.19  
交通艇4 15   11.43 0.180 0.600 14.11 50 HBsB 20 52.4 221.68 3.11  
興洋 26   15 1.838 2.020 835 170 SF45 23 170 18.05 3.10  
すずなみ 23   13.4 0.410 0.800 58.9 65 NMブロンズ 27 68.6 17.63 2.95  
ながと 21   12.5 0.400 0.795 49.69 70 SS41 22 69.0 18.77 2.88  
おいかわ 7   7.2 0.143 0.480 3.56 35 BsB 13 28.9 18.93 2.87  
パールクイン 15   10.5 0.150 0.470 8.29 45 HBsB 20 43.0 21.25 2.86  
機動艇 17   10.8 0.420 0.780 38.21 70 HBsB 20 66.8 19.83 2.76  
掃海艇 A 37.5   14 1.341 1.680 442 150 HBsB 20 143.2 18.80 2.41  
MSB 19.5   10 0.440 0.950 41.80 70 HBsB 20 66.8 19.25 2.39  
ことびき 11.18   7.5 0.225 0.500 6.33 40 SF   40 21.62 2.36  
掃海艇 B 45.5   14 1.523 1.780 532 150 HBsB 20 143.2 17.67 2.19 曲る
掃海艇 C 45.7   14 1.525 1.780 532 165 HBsB 20 157.5 19.44 2.18  

の実績をくわえ、V/√LRに対して整理して表6.17を作成した。高速艇の全長Lに対しては実例の平均値をとって0.9L=LRとしてV/√LRを求めている。

図6.4にV/√LRに対し実績から算出したKsをプロットした。V/√LRに対するKsの下限を求めると、図中の実線で示すように

K=30/(V/√LR)0.587

となる。図中・で示した例は下部舵頭材が曲った例である。

要求されるKの上限は、定則において横辷りの無視できる状態で、修正ジョッセルービューフォイ式の計算により、K=19.3とすることができる。

以上が実例より求めたC型舵の下部舵頭材の径の限界であるが、これに対し安全率1.5とした場合

K=34/(V/√LR)0.587

となる。図6.4の点線はこれを示す。点線と実線との中間に分布する実例の多くは軍用艇又はそれに類似の限界設計された例である。

 

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