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魚倉内に設ける梁柱は、これを利用して差し板等を設けるため、梁柱には軸荷重以外に積荷重が働くので、この付加荷重に対し十分な剛性を持たせなければならない。
6.3.8 船楼及び甲板室
(1)船楼
(a)隔壁板の厚さ
船楼端隔壁の隔壁板の厚さtは、水圧Pの等分布荷重を受ける四辺固定の無限長板として扱い、最大曲げ応力σを材料の耐力とする。
水圧Pは、保護されない前壁に対しては甲板荷重と同一とし、保護された前壁及び後端壁に対しては、それぞれ甲板荷童の3/4及び1/2とする。したがって隔壁板の厚さtは、次の算式によって計算する。

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(b)防撓材
船楼端隔壁の竪防撓材は、水圧Pの等分布荷重を受ける梁として扱い、最大曲げ応力σを材料の耐力とする。したがって、船楼端隔壁の竪防撓材の断面係数Zは、次の算式で計算する。

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