表3.47突合せ溶接継手の引張強さと、溶接棒の彩色(」ISH3232(1988)、抜粋)
表3.48母材の板厚に対する溶接棒及びワイヤの標準径
3.3代表的諸性質と関連事項
3.3.1母材の静的強度
表3.49は5052、5083、5086及び6N01合金の板と押出形材について、材料製造会社の材料検査証明書の値を軽金属車両委員会で整理した結果19)、21)、22)であり、引張強さ並びに耐力の平均値Xと標準偏差δを示した。各材質の平均値は「アルミニウムハンドブック」23)の標準的機械的性質における数値との差は殆どないが、5086−H112合金押出形材は多少高めの値である。また、これらから算出した引張強さと耐力のばらつきの下限値文−3δは、JIS規格値と同等もしくは若干の余裕を持っている。
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