図3.3

4 型用肋骨画法

4.1 ベベルの取り方

通常は正面図に描かれた肋骨切断線から各肋骨間の幅又は深さの差がその肋骨間隔における角度となる。

船体外面が直線的に変化する箇所は各肋骨間の差のみで良いが、船首部又は船尾で湾曲の甚だしい箇所は、仮りに肋骨3番を取るとすれば4番から3番の角度と2番から3番への角度の中間の角度とするこの際注意すべきは角度を取る点においてその肋骨の接線に交わる線（通常は目測）で肋骨間の差を取り角度とする直角に測る理由は現場で肋骨を加工する際自由金（角度を測る道具）を加工材の長さ方向に対し直角に当てるからである。

尚、角度の取り方は図3.4を参照のこと。

図3.4

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