6.1.6 ハードチャイン(Hard Chine)船型の平捩り外板の展開図2.6.17のような滑走艇のFr線は、直線に近い構成である。船側の捩りの少い部分は図2.6.18に示すように、板中央部をマカネ送りする。
Chine部は、柱面に巻付いたと捉えて、図2.6.19のように、STR(Stringer)の展開に用いた基線法を適用する。その他の振りの大きい部分は、X型両タスキ掛けで、補正しながら送る展開となる。
図2.6.17
図2.6.18
図2.6.19
6.1.7平面部を含む曲り外板の展開
手順は:
?@正面を平面に移す。
?A平面のUシームFr線端点を通るマカネ
を掛け、そのマカネ線上に正面から拾った
図2.6.20
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