展開にはM線実長は用いない。いずれ非可展面展開であるから、両タスキとFr線の実長間には矛盾を生じるその差異の補正は、タスキ寸法を傷めて行う(図2.6.4)が、そのときの参考にはなる。
この外板タスキ展開は、あとに説明する基線法類展開に比べ、作業が面倒であり、ほとんど実用されることはないが、方法の工夫として知っておきたい。
図2.6.14
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