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4.2.4 2直線に接する円又は円弧を描く
(1)2直線AB,CDに接する半径Rの円を描くものとし、AB,CDからそれぞれ距離Rの平行線A'B'、C'D'を引く。
(2)A'B'、C'D'の交点Oより半径Rの円を描けば、AB,CDに接する円となる。

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図1.19

5 正多角形

5.1 正五角形
5.1.1 円に内接する正五角形を描く
(1)円Oに直交する2直径AB,CDを描き、OBの中点をEとする。
(2)Eを中心としてECを半径とする円弧を描き、OAとの交点をFとすれば、CFは円Oに内接する正五角形の一辺の長さである。
(3)Cを中心として半径CFの円弧を描き、円Oとの交点G,Hを求める同様にして順次I,Jを求めてC,H,I,J,G,Cを結べば正五角形が得られる。

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図1.20

5.1.2 一辺が与えられた正五角形を描く
(1)与えられた一辺ABのA,B点各々を中心として半径ABの弧を描き、2弧の交点C,Dを結ぶ直線とABとの交点をEとする。
(2)EからECの延長線上にABに等しくFをとる。A,Fを結んでその延長線上にAEの長さにFGをとり、Aを中心とした半径AGの弧とECの延長線上との交点をHとする。
(3)Hを中心として半径ABの弧を描き、A,B各々を中心とした弧との交点をそれぞれJ,Iとする。A,J,H,I,Bを結べば正五角形となる。

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図1.21

 

 

 

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