2.1.4 直線の端点に垂線を描く(その2)
(1)端点Bを中心として任意半径の弧を描き、ABとの交点をCとする。
(2)Cを中心として同一半径の弧を描いて交点Dを求め、更にDを中心に同一半径の弧EFを描く。
(3)C,Dを結んで延長した線とEFとの交点Gを求めれば、GBはABの垂線となる。
図1.5
2.1.5 直線の端点に垂線を描く(その3)
(1)端点Bを中心として任意半径の弧を描き、ABとの交点をCとする。
(2)Cを中心として同一半径の弧を描いて交点Dを求め、更にDを中心に同一半径の弧EFを描いて交点をGとする。
(3)Gを中心に同一半径の弧を描いてEFとの交点Hを求めれば、HBはABの垂線である。
図1.6
2.2 直線を分割する方法
2.2.1 直線を2等分する
(1)直線ABの端点A,Bを中心として任意の同一半径の弧を描き、2つの弧の交点をC,Dとする。
(2)C,Dを結ぶ直線CDはABの垂直2等分線であり、その交点EはABを2等分している。
図1.7
2.2.2 直線を任意の数に等分する。
(1)直線ABの端点Aより任意の直線ACを引く。Aを中心として任意の半径の弧を描きACとの交点をDとし、次いでDを中心に同一半径の弧の交点Eを求める。
以下、等分したい数だけこれを繰返す。ここでは4等分するものとし、交点Gまでを求める。
(2)GとBを結び、各等分点F,E,DからGBに平行線を引き、AB上の交点F',E',D'を求めれば、これらはABを4等分する点となる。
図1.8
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