船尾部に装置された内燃機関の場合
ηr=DHP/BHP=0.97
タービン汽機の場合
ηr=DHP/SHP=0.98
(5)船尾におけるプロペラ位置
プロペラ孔の中のプロペラ位置は、推進性能の面からも、キャビテーション、起振力等の面からもきわめて重要である。図3.3に、プロペラと船体・かじとの標準的な配置を示した7)。
同図中に示したDはプロペラの直径である。
図3.3 プロペラ孔内のプロペラ位置7)(Dはプロペラ直径)
3. 2 伝達馬力
伝達馬力の計算方法は、水槽試験によるほかに、いろいろな方産が考えられている。実用上大別すると次の2つになる。
(1)有効馬力と推進係数を使う方法
これは次式の関係を利用するものである。
脚注 7)関西造船協会編 造船設計便覧第3版、昭51.3
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