図2.12
をn次の抛物線の一部であるとみなして面積を表わす式を求め、その継座標の係数がすべて同一となるように継座標の位置をきめたものである。従って、その縦座標の長さを合計して、係数を乗じるだけで簡単に面積を計算することができ、他の法則よりも少ない縦座標で、同じような結果を得ることができる。
チェビチェフの法則によって面積を求める一般式は、で与えられる。
ここで、
L:底辺の長さ
n:縦座標の数
である。
底辺の中央から握った縦座標の位置は表2.1のとおりである。数値は底辺の長さの1/2に対する割合で示す。
表2.1 チェビチェフ法則の縦座標の位置
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