図1.6
(6)肥せき係数の相互の関係
方形係数CB、柱形係数Cp、中央横断面係数CMの間には次の関係がある。
また、一般に
の関係がある。また、立て柱形係数CVPと方形係数CB、水線面績係数CWとの間には、
の関係がある。
1.3 毎センチ排水トン数(Tons per centimeter immersion)
船に荷物を積み込むときや降す場合、積み・降す荷物の重量に対する排水量の増減を求めれば喫水の増減量がわかる。逆に喫水の増減量を測定すれば、積み込んだりまたは課ろしたりした荷物の重量を知ることができる。
1cmの一様な喫水増減に対する排水量の増減量を、その水線面における毎センチ排水ン教という。水線面の上下1cm程度の範囲では、水線面積は一定とみなして差支えないから、排水容積の増線量は、
である。従って、毎センチ排水トン数TPCは、海水の比重量を掛けて
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