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(2)柱形係数Cp、(Prismatic cofficient)
この係数は、船体の水線下の前後部のやせている度合を示すもので、船の排水容積と、これと中央横断面と同じ横新面積をもち、かつ、軸の長さに等しい柱体との比で表わされ、次式で定義される。(図1.3参照)

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ここで、AMは中央横新面の水面下の面積(?u)
Cpは船体の長さ方向の横新面積の分布状態を最もよく示すもので、Cpの値が小さいほど中央部により多く排水容積が集中していることを示し、また、1に近づくほど前後部に一様に近く分布していることを示す。
Cpの概略値は、貨物船では0.65〜0.85、旅客船では0.55〜0.71、漁船では0.60〜0.78の数値数が採られている。

図1.3

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(3)中央横新面係数CM又はCm、(Midship section coefficient)
この係数は、船体の水線下の中央横新面積のやせでいる度合を示すもので、船の長さの中央における喫水線下の横断面積AMと、船の幅、喫水が等しい外接長方形の面積との比で表わされ、次式で定義される。(図1.4参照)

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CMの侵略値は、貨物船では0.95〜0.99、旅客船では0.90〜0.96、漁船では0.92〜0.96の数値が採られている。

 

 

 

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