7.鋼板に生ずる最大応力が弾性限度内にあれば、力を取り去ったときもとに戻り、弾性限度を超えてその性域に入ったときは、その部分が永久変形を起こして曲ったなりになってしまう。
8.疲れ現象による。この場合はその性域にまで入った繰りかえし荷重であるので、低サイクル疲れといい、曲げ方がひどいと数回で切断する。
9.船底外板 2?o
船側外板 上甲板 2.6?o
海水中に浸り切りの個所よりも、日光と海水の作用を同時に受ける所、船内の高温個所(ボイラー室、機関室、煙路)手入のできない不潔箇所(船底部、冷蔵庫内張の中)などの腐食衰耗が多い。
10.船の大きさにより見かけの許容応力が異なり、大船ほど高くなる。これは外界条件を一定におさえたために、大船ほどこの条件がきびしくなるためである。長さ60mの船で8?s/mm2、長さ200mの船で15?s/mm2となる。
11.1.凹損(船底外板の凹み、船側外板の凹み、上甲板の凹み)
2.座屈(肋骨、防撓材、桁板の倒れ)
3.亀裂(疲れによるもの、ぜい性破壊の停止したもの)
4.切断(部材、船体全体)
第2章
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