日本財団 図書館




(3.3)電線貫通金物製作図

電線が、甲板、隔壁、ガーター、フレーム等を貫通する場合、水密又は防火の目的と、電線保護のために電線貫通金物が使用される。

標準品の電線貫通金物が適用できない場合には、使用場所に適合した貫通金物を外注又は内作手配するために製作図が作成される。

特殊電線貫通金物には、グランド板(図2.24)及びグランド板が周囲の条件により取付けできない場合(船体構造開口に制限がある場合又は狭い場合)には、電線貫通箱(図2.25)がある。またMCT取付用フランジ(図2.18)、冷蔵庫用防熱グランド、ロング形グランド暴露部用、電線カラーがあり、使用場所や使用目的により、形式が選定される。

製作図には、構造、寸法……………以下電路金物製作図に同じ。





前ページ   目次へ   次ページ

 

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION