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(4)燃料油供給装置

燃料油供給装置では、燃料油供給ポンプの遠隔発停・自動切替、使用燃料油の温度制御、粘度制御及びA−C重油自動切替などが行われる。

次にその一例を述べる。

(a)燃料油供給ポンプの遠隔発停

ポンプの遠隔発停はそのスイッチを制御室などにおいて遠隔発停を行う。

(b)燃料油供給ポンプの自動切替

ポンプの自動切替は、冷却水ポンプ、潤滑油ポンプなどと全く同一方式であるのでそれぞれの項を参照されたい。

(c)温度制御

燃料油常用タンク、澄しタンク及び加熱器出口の油温を検出し、直動式又は空気作動式温度調節弁を作動させ、加熱蒸気量を調節して燃料油の温度を設定値に制御する。その例を図2.3.4に示す。


296-1.gif


(d)粘度制御

粘度制御は、燃料油供給管系に粘度検出器を設けて、粘度変化を検出し、それを空気信号に変え空気作動式温度調節弁のダイヤプライムに作動させて蒸気量を加減し、設定粘度の温度に制御するものである。この例を図2.3.5 に示す。





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