直動あるいは空気又は電気作動の補給弁を開いて、清水圧力タンク又は連続運転式清水サービス系統より自動補給する。
直動式フロート弁を使用した自動補給の例と、空気作動ダイヤフラム調節弁を使用して自動補給する例を図2.3.2に示す。
(5)冷却海水温度の自動調節
主機空気冷却器の海水は、通常会量通しているが、寒冷区域を航行する船では、海水温度がとくに低くなった場合に給気温度が下がり過ぎて不都合なことがあり、このため冷却海水の船外吐捨系統に三方口ダイヤフラム調節弁を設け、吐捨海水の一部を冷却海水ポンプ吸入管に導き再循環させることがある。この例を図2.3.3に示す。