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3.3.1ボラード


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(1)頂板、柱、礎板をみがく。礎板は足下を伸して(例50mm)罫書くこともある。

(2)頂板をガス切断して耳は角を丸くする。

(3)柱及び礎板はガス切断後、水圧で曲げ、礎板の4隅はAのように隅を切り取り径13mm程度の孔を開け、焼いて叩き曲げる。

(4)礎板の隅溶接をする。礎板の両端は丸く焼曲げせずBのように溶接構造にして熱間加工をはぶくこともある。

(5)柱のパット溶接をする。

(6)頂板を柱に溶接する。溶接は外側のみでよい。

(7)柱を礎板に取付け、上面より溶接する。

(8)裏返して礎板の補強リブを取付け、礎板下部全部本溶接する。

(9)索づれ部はグラインダー仕上げする。

(10)内面は錆止め塗装する。



3.3.2 チエンコンプレッサー台


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(1)頂板、桁を罫書く。桁板取合部は50mm位現場調整しろを伸しておく

(2)切断、板付け、水溶接する。本付けのととき側部の横桁現場調整時フレームラインに合わせるため板付けすることもある。



3.3.3 チェンハイブカバー


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(1)現場型取りするが図面によって製作することもある。

(2)縁板は展開罫書きし、焼いて曲げる。

(3)一材に組合わせ、ハンドグリップを付け溶接する。

(4)亜鉛メッキする。





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