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第17章 採光装置


17.1 一般


17.1.1 採光と照明


採光とは、太陽光線を直接・間接に採り入れることで、照明とは、電気、燃料、その他のものから生じた光線を用いることである。



17.1.2 採光装置の種類


船における採光装置は、丸窓、角窓、天窓(スカイライト)、甲板明取(デッキライト)に分けられる。



17.1.3 関係法規


採光は通風とともに、居住性の重要条件であるとともに、船の安全性に重大な影響がある。したがって各種の法規や規格に詳しく示されている。(〔設〕、〔区〕、〔鋼〕、〔NK〕)



17.2 丸窓


17.2.1 丸窓の種類


丸窓には、船殻の水密及び強度を確保する部分に用いるもの、すなわち舷窓と呼ぶものと、船の甲板室、天窓、戸などに取付ける簡易型固定の丸窓とがある。

舷窓については、現在JISには青銅製のものと、アルミニウム合金製のものとがあり、級別及ぴ形式が定められていて、それぞれ定められた区分に従って使用する。

表17.1のA,B,C,D,Eは青銅製のものを示す。また、アルミニウム合金製のものは、C,D,Eについてだけ規定されている。





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