

3・40図 スキュー型プロペラと普通プロペラ
1)ハイスキュー・プロペラの羽根強度
ハイスキュープロペラの羽根強度に関しては、ハイスキュープロペラの場合、羽根形状が通常型プロペラと大幅に異なるためプロペラ羽根には曲げによる力およびねじりによる力が複雑に作用する応分分布を呈する。通常型プロペラは、羽根根元部に最大応力が発生するが、ハイスキュープロペラの場合、最大応力の発生個所は、羽根根元だけではなく、羽根先端に近かい後縁部にも発生する。3・41図に通常型プロペラの場合の応力分布を示す。また3・42図に可変ピッチプロペラのスキュー角度40度の場合の応力分布および3・43図に固定ピッチプロペラのスキュー角度40度の場合の応力分布の計算結果の一例を示す。
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