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3・2図 軸継手一体型

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3・3図 焼嵌式

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3・4図 テーパ式

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3・5図 油圧押込式

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3・6図 スリーブカップリング

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3・7図 平行リーマーボルト

1.3 中間軸受
中間軸受とは中間軸を支える軸受を言う。一般に使用される中間軸受には、軸の回転によって、中間軸受内の潤滑油をかき上げて自己給油する自己給油式(3・8図)と中間軸受へ外部から強制的に給油する強制給油式(3・9図)とがある。
自己給油式軸受は、軸受本体が上下部に分割され、軸受面であるホワイトメタルを内張りした本体に関係なく取外し可能な裏金(軸受メタル)を上下部にまたは、下部のみに装着した構造である3・8図に示すオイルリング自己給油式は軸に固定されていない1個のオイルリングが軸の回転によってつれ回りをし、軸受本体下部の油だめの油をオイルリングでかき上げ、自己給油し、潤滑するすべりジャーナル軸受である。3・8図に示すオイルカラー自己給油式は、軸に固定された1個のオイルカラーで軸の回転によって、軸受本体下部の油だめの油をかき上げ、自己給油し、潤滑するすべりジャーナル軸受である。
3・9図に示す強制給油式は、自己給油潤滑方式の軸受ではなく、極低速回転時、軸受油膜形成に有利な無冷却の軸受構造である。この軸受は主機関の潤滑油ポンプなどから分岐した潤滑油で軸受の潤滑および冷却を行うもので、許容軸受面圧も自己給油潤滑方式軸受より高くとれる利点があるなお自己給油潤滑方式軸受は海水にて冷却される。

 

 

 

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