?ねじの結合部は、常におねじの方を表す。 なお、ねじの表し方は、山頂又は谷底を示す線から引出し線を出し、その先端にねじの種類を表す記号と寸法を記入する。 ねじの形状および各部の名称を4・20図に、ねじの略図例を4・21図に示す。 3.2 歯車の略画法
歯車は、普通、軸に直角な方向から見た図を正面図とし、歯車の図示方法は、JISにより次のように規定されている。 ?歯車の歯先円は、太い実線で書く。 ?ピッチ円およびピッチ線は、細い一点鎖線で書く。 ?歯底円は細い実線で表わすが、側面図では省略してもよい。ただし、正面図を断面で示すときは、太い実線で書く。 ?歯すじ方向は、普通3本の細い実線で表わす。 ?かみ合う一組の歯車の歯先円は、ともに太い実線で書くが、正面図を断面図示するときは、かみ合い部の一方の歯先円を示す線は、中間の太さの破線で表わす。
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