5.6 その他
(1)船舶の推進に関係のある補機であって管海官庁が指示するものおよび発電機に動力を伝達する軸については、1)の規定を準用する。 (2)特殊な軸封装置(グランドパッキン式以外のものをいう)の形式、構造および材料については、管海官庁の了解を得ること。 (3)主として結氷した水域又は浮氷の多い水域を航行する船舶のプロペラ軸の径は、1)の(1)の算式により算定した値の1.05倍以上であること。 6. ウォータジェット推進装置
6.1 作動原理
ウォータジェット推進の基本原理は、水を高速で噴出する際その反動推力で船を推進させることである。海水は船底にある取入口より吸い込まれ、インペラにて加圧され最後に船尾部のノズルからジェット噴流として後方に噴出される。これをジェット推進システムという。3・70図にその状態を示す。 3・70図 航走状態
このジェット推進システムをわかりやすく図式すると次の様になる。 推進力(スラスト)Tは、 3・71図 ジェット推進システム
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