用しているため、SI単位には関係なく従来のままである。 又、SI単位に関係なく変わったものには、クロムモリブデン鋼〔SCM〕のように従来の材料記号が〔SCMI〕や〔SCM21〕のごとく、付加された数値は引張強さでなくその合金が開発された順序等で付けられていたものが、上述の炭素鋼等と表示を合わせるため〔SCMl〕は〔SCM432〕へ〔SCM21〕は〔SCM415〕と変わり、後の2桁の数値に炭素含有量の0.15%を15に、0.32%を32としてつけた。 よって、材料記号にその材料の持っている引張強さを数値で適用している場合はその単位の表示方法に従って変わり、材料の含有量等を適用している場合は変わらないこととなる。 6.2 ディーゼルエンジンに使用される材料
ディーゼルエンジンに使用される材料の主なものを1・11表に示す。 1・11表
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