

4)バランサー装置、ダンパ(減衰器)
(1)バランサー装置
4シリンダ機関は2次慣性力を抑え、機関振動を低減するため、2次バランサーを装着したものが多い。バランサーの組立て時には必ず歯車の合マークを確認し、バランサー軸の位相を合わせること。いずれか2シリンダ分のピストンがトップ位置(TDC)にあるとき、バランサー軸のウエイト部が最下位になるようにクランクギヤからの合マークを合わせること。位相がずれるとアンバランスとなり、振動が増加する。また、バランサーの取付ボルト、ナットの締付トルクを厳守すること。
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