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5. 接地操作 
	 接地操作には、三つの段階がある。 
	(1)アプローチ完了の時期:アプローチ中に、目測の関係ですでにスポイラーを開いている場合には、問題はない。やや低目のときには、最後の段階でスポイラーを全開にする。スポイラーは、飛行場内(滑走路)に完全に着陸できるということを確認したら、全開にする。 
	この操作は、一般的には5〜6m以上、7〜8mの高度で行なったほうが、そのあとの操作に余裕が出る。最初の段階では、A点から次の段階のB点に移り、高度2m程度で水平飛行を行なう。下降角を浅くして、水平飛行状態になるまで、機首を徐々に起こす。この操作が悪いと、高目の水平飛行状態となるし、おそすぎれば、水平飛行状態にならないうちに地面に衝突する結果になる。そのため、A点の高度は常に一定の高さで引き起こしを始めなければならない。したがって、この判断が、着陸の良し悪しの重要なキーポイントとなる。 
  
	2−101図のように、(a)の場合は引き起こしが不足であり。(b)の場合は引き起こしが大きすぎる。いずれにしても、不幸な結果になる。接地の際の目測の要領は、2−102図のように、風防から見える機前方の地面からの高さで判断する。これは練習によって上達できる。 
	模型のラジコンの場合には、操縦者は地上にいて、機体と地面との関係高 
  
  
  
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