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指導者「よし」「了解」「はい」
練習生「目標は前方の森」(「16」または「160°」)
指導者「了解」
練習生「左90°旋回」
指導者「よし」
このようにすれば、指導者と練習生との間に意志が通じ合って、教育上からもむだがはぶける。しかし、指導者の「よし」とか「了解」とかいうのも、単独前の練習生に孤独感を味わわせるために、わざと無言でいることも必要である。
また、指導者は練習生に対して、「機首が上がる(下がる)」、「外へすべっている。(内へすべっている)」などと注意し、手を出すときは「手つだいますよ。」などといって、手を添えるようにする。
並列座席の場合には、練習生の手の上に指導者の手をのせてやれば、力がどの程度不足しているかがよくわかる。

 

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