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	的に刈らなければならない。特に練習中の草刈りには、受信専用の無線機を使用すれば安心である。 
	以上で、飛行練習を始めるための準備について記したが、最初に練習をするものは、この内容をまず頭に入れてから練習にのぞめば、思わぬ地上での事故防止ができる。初心者は、はじめのうちは、何をしてよいかわからず、ついうろうろしがちであるが、この内容をよく理解し、身につけておけば、すぐ、常連たちと同じように行動することができる。 
	世界中どこの国のグライダー練習場に行っても、すべて、同様のルールで練習をやっている。自分の行動が、そのルールに従わないと、経験者として相手にされない。腕組みをして待っていると、お客様扱いされて、いつまでたっても、ソロ(単独飛行)には出してくれない。しかし、運搬のこと一つをとり上げてみても、翼端の持ち方、あるいは機首の押し方、胴体の持ち上げ方などが、板についていると、指導者も安心してソロに出してくれるケースが多い。 
  
曳航索がC点にある草株に引っかかると、機体は横に引かれ、横辷りとなり、抵抗は増大し、飛行軸線が横に振れる。草株からはずれ、Bの状態になると、索の張力が弱まり、わずかな時間失速状態が続くので、注意しなければならない。 
  
  
  
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