の変化に対して、適切な判断をするためには、滑空場付近の風向と、その土地特有の気象の変化があることを、念頭におかなければならない。
能率を向上させるためには、着陸した機体は、接地後、機速の低下を見て、運搬地帯で停止するようにする。これは、運搬作業を行わなくても、次々に着陸してくる機体のために、滑走路をあけておくことができるからである。
上昇風が強くなると、上空を飛んでいる先発の滑空機に対して、次に発進する機体の出発準備をするには、1−36図のように、出発方向をやや曲げて準備をする。あるいは、図中央に示すように、内側サイドで準備し、張り合わせのときに、滑走路の中央に持ってくるようにセットすれば、スタートが簡単にできる。この場合には、曳航索は必ず滑走路の外側のサイドを引っぱってくることが常識である。
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