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6. 合同流出油防除演習視察

第2回OSPAR管理委員会第2日目(1996年8月27日)は、第2回管理委員会に関連して、シンガポール海運港湾庁(MPA)の調整の下に計画された、Pulau Semakau沖における、官民合同流出油防除演習を視察した。
この演習は、シンガポール海運港湾庁(MPA)の指揮の下に実施され.,シンガポール海域内での大規模油流出処理における、海洋緊急行動手順(MEAP:Marine Emergency Action Procedure)の運用面の評価を目的としたものであった。
“ホセ(Jose)96”のコード名を冠したこの演習には、シンガポール海運・港湾庁の他、シンガポール港湾局、防衛省、沿岸警備保安隊、日本石油連盟、石油会社、油防除業者等が参加した。
演習は、1隻の原油満載VLCCタンカーが機関故障のため座礁、当該タンカーから300トンの積荷原油が海洋に流出し、海岸線汚染のおそれがある場合を想定したもので、油防除船、ヘリコプター、オイルフェンス、油処理剤等が演習に利用された。
* 演習の詳細:巻末資料参照

 

? OSPAR資機材等の運用・管理状況

OAPAR資機材及び情報ネットワークシステムの運用・管理状況について、OSPAR管理委員会、ヒアリング及び資料収集の結果により、表?の一覧表にとりまとめた。

 

 

 

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