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(3)田中川河口
砂、泥質の干潟が広がったところで、県鳥であるシロチドリ・シギ類などが多く見られる。また、アシ原やハマサジ・ホソバハマアカザ・ハママツナなどが帯状分布する塩沼柚物群落を見ることができる。
(4)安濃川河口
志登茂川と安濃川の河口付近に広がっている干潟。すぐ近くに野鳥の憩いの場となっていた養魚池があったが、現在は埋立てられている。しかしながら現在も三重県下届指の渡り鳥の渡来地として、秋から春にかけて多くの野鳥が見られる。

 

[専門家連絡先]
三重大学生物資源学部 0592−32−1211(代)
愛知県水産試験場 0533−68−5196
三重県水産技術センター 05995−3−0016
【資料】
*「干潟」 日本水産資源保護協会 昭和63年
*「干潟は生きている」 岩波書店 1980年
*「干潟の生物観察ハンドブック」 東洋館出版社 平成元年
*「海岸の自然観察」 環境庁 平成元年
*「干場・藻場・サンゴ礁分布調査報告書」 愛知県 平成2年
*「干潟・藻場・サンゴ礁分布調査報告書」 三重県 平成2年

 

 

 

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