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2.1.3 情報マップに求められた今後の課題
ワークショップの開催を通じ、当協会が試作した「伊勢湾環境保全リスク情報マップ」に対する関係者の幅広い意見を聴取することができた。我々は貴重な意見の一つ一つを可能な限り積極的に取り入れ、今後の事業展開に大いに反映させてゆきたいと考えている。
しかしながら、今回試作した情報マップはいわゆる印刷図であり、容量的にもまた機能的にも限界があることは明きらかである。今後、各ユーザーのニーズに適切に応えてゆくためには、シュミレーション機能等の付加価値を備えた電子情報マップの開発など、情報マップの高度化についての検討を進めてゆく必要がある。
また、情報の正確性を追求し、情報更新システムの確立を図るためには、入手した情報のデータベース化についても十分な検討を行ってゆく必要がある。

 

 

 

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