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2.1.2 情報マップに対する意見
本ワークショップでは、当協会が試作した「伊勢湾沿岸域環境保全リスク情報マップ」に対して、参加者から次のような意見が出された。

 

(1)海岸線形態の色分けについて
人間の色彩感覚として、緑色は安全で赤色は危険という感覚がある。
海岸線形態の色分けを行う際には、このような色彩感覚を考慮して、ESIの区分に従い、流出油除去作業の難易度の高い海岸線形態を赤っぽい色に、難易度の低い海岸線形態を緑ぽい色にする等、色分けについての一定の基準を設けてはどうか。

 

(2)地図上の記載情報について
?防災基地等、油防除関連施設の情報は、付録のデータブックに記載されているが、これらのうち重要なものについては、地図上にもシンボルマークでその位置を表示してはどうか。
?区画漁業権に関する情報について、季節毎の情報があれば、防除作業の際に役立つのではないか。

 

(3)その他
情報マップの電子図化の作業の進捗状況について詳しい説明をお願いしたい。

 

 

 

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