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時差通勤に関するヒアリング調査(対裏業所)
■時差通勤及び始業時間の変更の具体的な効果
●事業所にとっての具体的な効果
・取引先及び業務の繁閑に対し、柔軟に対応できた。
・時間に対するコスト意識を高め、業務の効率化推進及び時間外勤務の圧縮に貢献。
・時短意識の昂揚により、「ゆとりの創出」、「仕事と個人生活の調和」が図れた。
・現場工事をもっており連絡に便利よくなった。
・主として、従業員の通勤負担の軽減が図れた。
・職種ごとに繁忙時間帯が異なるため、時差通勤することにより、それぞれの職種に必要な要員をコントロールすることができ、全社的な人員コントロールに効果があった。
●従業員にとっての具体的な効果
・業務の繁閑に応じ、柔軟に対応できる
・仕事と個人生活の調和に目覚める
・突き合い残業の解消
・通勤ラッシュがやや緩和された
・混雑緩和に役立っている
・早朝出勤やラッシュアワー等の負担が軽減された
・時差通勤することにより、ラッシュ時間帯をずらすことができ、又、自分の仕事のコアタイムを中心に出勤できるので、各自の仕事の能率アップにもつながった。
■時差通勤の導入に伴う問題点と解決方法
●導入時の問題点
〔対外的問題〕
・9:00から9:30に変更したためその間の対応
〔社内管理問題〕
・試行期間を設置し、管理ルールがルーズにならないこと
・コミュニケーションをより密にすること
・勤務シフトの複数化に伴う勤怠管理の複雑さ
・時差通勤により社員間の業務連絡の不徹底
・全社、部内等の会議体制を見直す
・上司が率先垂範しないと有効活用できない
〔その他〕
・出勤時間を遅らしたため終業が遅くなり、退勤後の習い事等の開始に遅れる
・意識の変更
●導入に際して事業所で行った対応策
〔対外的問題〕
・取引先等の時間に合わせる工夫
〔社内管理問題〕
・フレックスタイム性の導入前にアンケートや説明会を実施し、主旨説明を行い、その後試行
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