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(5)快適通勤への関心
アンケート調査では、快適通勤のためのさまざまなメニューを上げて、利用者に「関心をもったもの」「試そうと思ったもの」を問い、また「試そうと思わない理由」についても問うている。
?快適通勤への関心について
・快適通勤のためのメニューとして最も関心があるのは「時差通勤(36.4%) 」で、ついで「中間車両への乗車」(15.1%) 」、「拡がる通勤ルート(6.6%) 」となっており、「通勤路線の変更」は 3.4%と低く、「バスのループ運行」についてはわずか 2.1%であった。
・試そうと思うものでは「時差通勤」が22.2%と多いものの、簡単に試すことができる「中間車両へ乗車」も20.1%と多く、「通勤路線の変更」や「バスのループ運行」は低い。
・試そうと思わない理由では、「今の通勤方法がベスト」が24.8%、「試す機会がない」が20.8%となっているが、「これぐらいの混雑は苦にならない」とする人は11.9%と比較的少ない。また、その他の内訳では、7時台では「既に時差通勤を実行している」や「早朝出勤を実施している」、8時台では「個人ではフレックスタイム制を勝手にできない」などの理由が大半を占める。

 

快適通勤への関心

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