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(2)地域別の特性把握(近畿圏のゾーニングとゾーン特性)
?近畿團のゾーニングの考え方
近畿圏のゾーニングにあたっては、国際面、中継面、集配面のそれぞれの視点からみた物流拠点の立地要因を地域別に把握し、その結果をぺ一スとして既存施設の立地状況や荷主・物流事業者の二一ズ等を加味して検討した。

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手順1.近畿圏の物流特性からみた地域特性の把握
平成7年度調査で実施したアンケートで設定した42地区全てを対象に、物流特性(拠点の立地要因)から、中継面、集配面、整備コスト面、空港、港湾へのアクセス面、国際貨物取扱量の面における指標を設定・測定し、主成分分析等により各地域の特性を把握した、(統計データの制限のため一部の指数については39地域区分、府県単位レベルで実施)
手順2.既存の物流関連施設の配置からみた地域特性の把握
大規模な物流拠点の立地状況を把握。(平成7年度調査結果より)
手順3.物流拠点立地ニーズからみた地域特性の把握
平成7年度に行った荷主・物流事業者アンケート調査結果から得られた地域別の物流拠点立地ニーズを把握。
手順4.近畿圏のゾーニング
以上の検討結果から今後、物流拠点を整備すべきであると考えられる地域を特性別にゾーンとして設定。
次頁以降に各検討手順における結果を示す

 

 

 

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