[アジア諸国の国際物流拠点の台頭]
アジア諸国の経済活動の活性化と基盤整備の進展に加え、物流のコスト削減といった動きを背景に、神戸港、大阪港のアジアのハブポートとしての位置づけは相対的に低下しつつある。
そのような中、物流業においても国際間の競争の激化が指摘されている。
世界の主要港湾のコンテナ取扱量の推移
[部品・資本財輸出の増加]
海外での現地生産の拡大や政治的な要因を背景に、部品の現地調達化が進展している。その様な中、輸出代替効果が働き、わが国の輸出の減少が懸念されるとともに、輸出貨物も現地生産が行われていない高付加価値の部品や、加工機器などの資本財の輸出が増加するものと見込まれる。
前ページ 目次へ 次ページ
|
|