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?港湾の貨物ターミナル
[特色ある近畿圏の各港]
神戸港、大阪港はコンテナ貨物を扱っており、商業港的性格が強い港湾である。平成6年の外貿コンテナ化率はそれぞれ76.4%、52.1%であり、年々高まる傾向にある。なかでも神戸港は大阪港と比較して広域な背後圏を持つことが特徴である。
一方、尼崎西宮芦屋港や堺泉北港は原材料の取扱が多く、背後圏に立地する工場の原材料供給基地として、工業港的な性格が強い。
また、日本海に面する重要港湾である舞鶴港は、ロシア、アジアとの結びつきが強い港湾である。

 

近畿圏の各港湾の特性

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[近代的な公共バースの整備進展]
ポートアイランド、六甲アイランドや南港などを中心に公共バースの整備が進展している。

 

[大阪港(堺泉北港含む)、神戸港に集中する荷さばき場]
大阪港(堺泉北港含む)、神戸港は上屋、サイロ等の荷さばき施設の集積が厚い。さらに、これらの2港においてはコンテナフレートステーション(CFS)が整備されている。

 

 

 

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