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誰でも持っています。最後に、もう一度、リハビリテーションという理念を繰り返してみたいと思います。障害を持っていても人間性は傷つけられない。リハビリテーションというのは、その人に出来ないことをたずねるのではなくて、出来ることを発見し開発していくことである。障害を受けた人間ではなくて、障害と共に生きる当たり前の人間である。それから、障害者を締め出す社会は、弱く脆い社会であり、社会を障害者、老人などにとって利用しやすくすることは、社会全体にとっても利益になることである。これが私どものリハビリテーションの基本的な考え方です。それについて今後も微力を尽くしていきたいと思いますが、この11月に竣工致しました「福祉用具展示場」と「福祉のまちづくり工学研究所」に出来るだけ多くの方々にお越し頂きまして、「こんなものを置け」「相談員として参加したい」「こういう施策、新しい施策の中に入れてくれ」と具体的にご提案を頂くと大変素晴らしい世の中が出来るのではないかと思います。ご静聴有難うございました。

川野/ありがとうございました。

西井/それでは只今から10分間休憩いたします。
 11時10分よりパネルデイスカッションと体験発表に入りますので、お席にお戻り下さるようお願いいたします。

 

 

 

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