海をウォッチ 危険をチェック 安全をキャッチ
全国海難防止強調運動用のポスターとキャッチコピー入選作品決まる
（社）日本海難防止協会は、（財）海上保安協会と共催で本年度全国海難防止強調運動（七月十六日から十六日間）で使用するポスターおよびキャッチコピーを公募したところ、ポスター図案一般の部二二二点、同小中学生の部七八点、キャッチコピー六、〇一八点の応募があった。
これは、共催団体が海上保安庁の協力を得て、日本財団の補助事業の一環として実施するものである。
この応募作品の最終選考委員会を五月七H午後、東京・平河町の海運ビルで開いた。選考委員会は、委員長に岡崎委員を選出したあと、キャッチコピー、ポスター図案の順で審査を進め、入選作品を決定した。最後に全国海難防止強調運動用ポスター図案として、小学生の黒田健太朗君の作品一写真一を採用した。
なお、管区海上保安本部長賞は、このあと十一の各管区ごとに決める。
入選者は次のとおり。
※キャッチコピー
「海上保安庁長官賞」
安達喜代美一37一公務員山形市
「日本財団会長賞」
及川萬亀男（49）会社員大船渡市
「日本海難防止協会会長賞」
高橋ユウ子（46）主婦沖縄県
「海上保安協会会長賞一
稲川喜美子（47）主婦川口市
※ポスター図案・一般の部
「海上保安庁長官賞」
永田暢他（62）GD箕面市
「日本財団会長賞」
宮脇愛（16）高二年高松市
「日本海難防止協会会長賞」
瀧本木乃花（17）高二年姫路市
「海上保安協会会長賞」
松岡英男（57）GD山形市
※ポスター図案・小中学生の部
「海上保安庁長官賞」
黒田健太朗（小六）干葉市
「日本財団会長賞」
平岡真穂（小五）広島県甘日市
「日本海難防止協会会長賞」
村田誠一（中二）石垣市
「海上保安協会会長賞」
福岡寛哲（小二）釧路市
選考委員は、岡崎満義・（株）文芸春秋編集総局長・久々宮久・東京商船大学学長・岸ユキ・女優・柳原良平・イラストレーター・大山高明・日本海事新聞社社長・増田信雄・日本船主協会理事長・澤山恵一・日本船長協会専務理事・中西昭士郎・全日本海員組合組合長・日高寛治・全国漁業協同組合連合会会長・武井立一・海上保安庁警備救難部長（順不同）のほか主催者理事長二人の十二人である。