十日から八月九日にかけて、排出基準(浮遊物質量、化学的酸素要求量、水素イオン濃度)を超える汚水を処理しないまま故意に東播磨港に排出したもの。※小手島沖廃車等違法投棄事件
坂出海上保安署は、平成七年六月二十二日、海域に廃車等を投棄した漁業者を廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反で検挙した。
同保安曇の詞べによると、同人が平成六年九月三日、クレーン車および漁船により、不要となった普通乗用車一台、軽トラック一台および鉄くずなど約二二・五トンを小手島沖に投棄したもの。

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北海道・十勝港内に停泊中の外国船(上の右側の小型貨物船)から排出されたC重油=7・11・6

 

※セントビンセント籍貨物船H号油違法排出事件
広尾海上保安署は、平成七年十一月十二日、海域に油を排出したセントビンセント籍貨物船H号の乗組員を海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律違反容疑で検挙した。
同保安署の詞べによると、同船の機関員が十一月五日、船体の傾斜を修正するに際し、燃料油が混入していたバラストタンクのバルブを誤って開放し、ポンプを起動したことにより、バラスト水とともにC重油約一、九五六リットルを十勝港内に排出したもの。

写真展の作品募集

テーマは「海に働く人」
全日本海員福祉センターは、海の日・海の旬間の行事として、運輸省の後援により日本海技協会と共催で開く“人と海とのフォトコンテスト「マリナーズ・アイ」”への作品を募集している。
募集要領
テーマ 海に働く人たちをメーンテーマとして、海、船、港、海岸など
種類 モノクロおよびカラープリント
サイズ 四切(ワイド四切、変形四切も可)
送付先 〒106東京都港区六本木7−15−26(財)全日本海員福祉センター マリナーズアイ係
締切 平成八年六月二十八日
審査員 丹野章(日本写真家協会理事)、小松健一(日本写真家協会理事)、主催・後援から各一人
発表 七月三日審査・発表、入賞者に直接通知するほかカメラ誌等に発表
展示 七月十八日から二十四日まで東京芸術劇場(池袋)で入選作品と選外佳作作品百点を展示
表彰 大賞一人業状と賞金二十万円・特選二人賞状と賞金各五万円・入選五人賞状と業金各二万円・佳作十人賞状と賞金各一万円
その他 応募点数は制限しない/組写真は三枚以内を一組とし一点と数える/作品には、題名、撮影地のほか、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を用紙に記入し、作品の裏面に貼ること/組写真はバラバラにならないようにテープでつないで番号を記入する/作品は返却しない/入選作品は一人一点とする/作品は額に入れたりパネルに貼ったりしないこと/入選作品はネガを借りて全紙に引き伸ばして展示する/主催者が類似または重複応募作品と認めた場合は入選を取り消すことがある
問い合わせ先 送付先と同じ、電話03−3475−5390
〈協賛団体〉日本船主協会、.大日本水産会、日本船長協会、日本船舶機関士協会、海洋会、全日本船舶職員協会、日本船渠長協会、日本殉職船員顕彰会、日本航海士会、全日本海員組合、全国漁船労働組合同盟

 

 

 

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