新刊紹介

日本の港湾1997
運輸省港湾局監修
(財)目本編事広報協会発行

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港湾の現状と将来を展望
運輪省海上交通局長
岩田貞男
今般改訂された「日本の港湾1997」は、わが国港湾の現状や将来展望を把握する上で貴重な最新情報が満載されており、私たち行政に携わる者にとりましても、誠に意義深いものであると確信しております。本書が、広く一般の方々に親しまれ、港湾に対する理解を一層深めるものとして活用されることを願ってやみません。
価値ある一冊
日本船主協会会長
新谷功
港湾に求められる機能は単に産業界の要請からなる工業・商業ポート機能ばかりでなく、国民生活の向上からの要請としてマリーナなどの海洋レジャー施設としても重要性が高まり、産業と国民生活に調和のとれた港湾の整備が進められるものと思います。「日本の港湾1997年」は海運、港湾に携わる関係者ばかりでなく、幅広く利用される価値ある一冊と思います。
多数の人とかかわる港
日本港湾協会会長
藤野慎吾港には多くの人々が集い、働き多様な施設が整備され、運営され、地域の産業を振興し、そして多くの人々が生活する。こんな多様な意味合いを持つ港、それぞれ個性のある港、先人達の努力の成果を手頃な資料として整理出版される意義は大きい。行政にも働く人にも市民にも一度はご覧いただきたいと思う港の側からの提供情報であろう。
など多くの方々からの推薦を受けている「全国主要港湾とマリーナ」の最新情報である。
本書の内容は、港湾の現状と課題、各港の紹介、全国主要マリーナ一覧、原油・LPG・LNGシーバース一覧、その他資料となっている。
また本書の特色は、運輸省港湾局の監修をへて発行していること、全国主要港湾一三八港の最新データを収録していること、最新マリーナ情報を満載していることなどである。
A四判 九五二ぺージ
定価 一六、○○○円(消費税送料共)
(申し込み先)
〒一〇四 東京都中央区新川
一−二三−一七
マリンビル
日本海事広報協会
TEL 03−3552−5034
FAX 3553−6580
港湾知識のABC
(六訂版)
小林義久監修
池田宗雄薯

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本書は、港湾についての基本的な事柄を豊富な写真と図表を用いでわかりやすく解説したものである。また船舶・貨物・法令など港湾に関する全般的な事項を網羅しており、幅広い知識を得ることのできる内容といえよう。
著者は、外航船の船長として約六十カ国、数百の港湾へ出入港し、また各港湾関係の委員会で港湾問題を研究、検討してきた船舶・港湾のスペシャリストであり、豊富な経験から港湾を多角的な視点でとらえている。
(成山堂書店三、○○○円)

 

 

 

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