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第13回(財)日本中体連研究大会兵庫大会を終えて

 

兵庫県実行委員会
会長坂東鐵二

 

新制中学校が設立されて50年という教育の節目を迎えた年、そして、眉捷に21世紀を迎えようとしている時、我が国、最初の世界文化遺産に登録された国宝姫路城を有し、中核都市・姫路市に於いて、第13回(財)日本中学校体育連盟研究大会・兵庫大会は、平成9年1月23・24日の2日間にわたり、全国47都道府県から800余名の会員の皆様のご参集を頂き開催致しました。
大会に、過去に、(財)日本中学校体育連盟研究大会において構築された貴重な成果を十分に踏まえながら、大きな成果を収めて無事終了することができました事をご報告申し上げますと共に、詳細にわたり当初より、熱心に、ご指導を頂きました日本中学校体育連盟の関係者をはじめ、兵庫県・姫路市教育委員会の方々、さらに、大会にご参加を頂きました来賓の方々、並びに、会員の先生方に対しましては心より厚くお礼を申し上げます。
本研究大会では、第1回研究大会の基調報告のある「全国中学校生徒がより豊かな生活をするための体力・技能・社会性を高める」及び「最高水準を目指す全国体育大会の資質の充実を図る」という2つの提言を継承しながら、第12回長崎大会と同様に「生涯体育・スポーツを指向した運動部活動を目指して」を研究課題に掲げました。全大会では、「21世紀のスポーツ部活動への期待と題してシンポジウム形式で行いました。さらに、分科会では、パネルディスカッション形式で実施しました。また、「体力パッチテスト指導者研修会」を昨年に引き続き取り入れるなど大会のより一層の充実を図りました。
特に、シンポジウムでは、シンポジストからの実践に基づいた力強い貴重な提言、さらに、分科会での活発な討議、そして、指導提言より、21世紀のスポーツ部活動への方向性を示唆して預けたのではないかと確信しております。今後、関係各位におかれましては本大会での討議内容をさらに研究推進され深めていただき、本研究大会の目的達成により近づくことを願っております。最後になりましたが、本研究大会の開催にあたり、文部省をはじめ兵庫県教育委員会・姫路市教育委員会・日本財団、さらに、関係各位の温かいご指導、ご支援、ご協力に対しまして、厚くお礼を申し上げますと共に、今後、より一層のご指導を賜りますようお願いを申し上げまして、大会終了の挨拶とさせていただきます。

 

 

 

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