
図2は女子種目 運動部活動設置状況<女子種目>

女子ではバレーボールの94.3%と高くなっている。新体操は私立学校のみ設置である、部員数はソフトテニス・バレーボール・バスケットボールとなっている。 (2) 運動部活動入部率図3は7年度・8年度入部率の比較 新聞報道等で部活動などに関する意識・実態調査の記事が掲載され、部活動に関わる者ならば少なくとも、今までの活動のあり方を振り返ったと思われる。その中で原則として全員入部を義務付けている(全員入部制)中学校は58%に達しているとあった。 運動部活動入部率(7年度・8年度)

全体では73.3%で前年度より3.4%人数では約3000人の減少となる。 女子が少ないのは文化系部活動へ男子より多く入部しているためである。 上記の全員入部制については、特に調査をしていないが、小規模校ほど全員入部制をとっている学校が多いと思われる。 (3) 運動部活動廃部・新設状況図4は7年度〜8年度かけての廃部新設状況 平成8年度では前年度より運動部活動の廃部総数は24部、新設13部であった。 運動部活動廃部・新設数(7年〜8年)

廃部となった種目はソフトボールは女子、バレーボールは男女各1部、水泳は男子2部・女子3部、柔道は男子3部・女子2部となった。 新設部の陸上は男子2部・女子3部、体操は男女各1部であった。 平成6年度〜7年度にかけては男子バレーボールが6部、柔道で3部あり、近年、特に男子のバレーボール離れが目立った。 (4) 廃部となった原因図5の廃部24部 近年生徒の減少に伴う教員数の減少により、部活動の維持が困難である学校が増えている。生徒の活動欲求とは裏腹に廃部となる例も少なくない。 その主な原因は?部員数の減少75.0% ?指導者の不足20.8% ?その他4.2%であった。 廃部となった原因

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