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くなると思われる。
なお、部活動にクラブ活動を代替しない学校においても学校教育の一環として特別活動生徒活動などに適切に位置づけている。

 

(2) 最近5年間の和歌山県中学校と高等学校の運動部活動の入部状況

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和歌山県高等学校の運動部活動への加入率は約40%である。しかし意識調査の結果では、生徒の約70%が「できれば運動部活動に参加したい」と考えている。この数字は県下の中学校における運動部活動加入率が約70%強であることとほぼ一致する。しかし高等学校では運動部活動に参加したい考えがありながら実際に加入していない約30%の生徒で「もう必死になって運動部活動をしたくない」と考えている燃え尽き症候群がかなりいる。しかも、中学校時代に好成績を納めた生徒に見られる傾向がある。
なお、学校5日制への移行のなか運動部活動の練習はほとんど毎回実施され代目が少ない状況にもあり高等学校入学時で生活にゆとりがなくなるなど考える生徒も増加している。

 

(3) 平成8年和歌山県中学校運動部設置校数

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和歌山県の中学校の運動部の状況は、年々減少しており相撲・体操など専門部の存続が危うい部もでてきている。

 

 

 

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