
第1章 台湾の人口転換と高齢化
台湾の人口は、1905年第一次国勢調査当時的300万人であったが、1945年終戦直後600万人に増加した。つまり、40年間に倍増したことになる。その19年後、1964年にまた倍増し1,225万に増えた。予測では、52年後の2016年に2,445万人にまで増えると見込まれている。 戦後の急激な人口増加は、1945年〜1948年の間に中国大陸から撤退した約100万人の移入人口を除いては、全て出生と死亡の極めて大きな差による(図1−1を参照)。従って、出生率と死亡率の変化状況を見 図1−1 台湾の出生数と死亡数1906〜1994年

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