3.2 FAXサービス
1) 情報提供の項目
FAXは、文字画像が伝送できるため、沿岸航行援助情報センターの情報提供項目は多様である。気象情報は、地図をとりいれたり、時間変化をグラフにして示すと効果的である。航行警報も当該海域を地図とともに示すとわかりやすい。通航船舶情報や漁業情報は画像情報でなければ表現できない。海洋レジャー情報として、例えば潮干狩りカレンダーのようなものはFAXが便利である。
2) 情報の選択
利用者が複数の情報の中から選択できるようにするための方法は、テレホンサービスと全く同様に、情報項目毎に電話番号を割りつける方式と、音声ガイダンスによる方法があり、その長短もテレホンサービスと同様である。
ここでも、その情報の種類によっては、いつもあるとは限らない情報、あるいは更新周期が長いものがあるため、音声ガイダンスを用いることとし、ガイドのもどかしさや、定時自動受信(毎日ある決められた時間に自動的にダイアルする方式)を考慮したものとした。
音声ガイダンス
こちらは、伊豆沿岸航行援助情報センターのFAXサービスです。
メニューの番号をダイアルしてスタートボタンを押してください。
メニューの番号が判らない方はそのままスタートボタンを押してください。
注:ガイダンス中であっても、メニュー番号トーンおよびスタート信号を受け付ける。
メニュー番号の案内は、FAXトップページに掲載されているので、次回からは予め知ることができる。番号案内表は、その情報がない場合は空欄とする。
3) 画面更新周期
? 気象情報……テレホンサービスと同様に1時間
? 航行警報……発令から解除までの間表示
? 通航船舶情報……5分
? 漁業情報・漁船の集団操業がある時表示……5分
漁業施設の設置から撤去までの間表示
? 海洋レジャー情報……情報がある時表示
4) 画面構成
? 1情報はA4版1ページとする。
? トップページの情報は、需要が最も大きい気象情報とし、下段にメニューの案内表を示す。
前ページ 目次へ 次ページ