表1.1 情報提供のモードと伝送メディアの分類
2. 伝送メディアの特性と適する情報
2.1 音声メディアと文字画像メディア
伝送メディアを音声と文字画像メディアに分類すると、つぎのようになる。
1) 音声メディア
音声による情報は、言葉による簡便で使い勝手のよい手段であり、会話は円滑な意思表示ができることから多く利用される。しかし、耳で聞く情報量は限界があるので、情報量が少なく単純なものに適している、また、言語による障害がある。
2) 文字映像メディア
いわゆる視覚による情報は、音声では表現困難な情報を文字、図形、画像で容易に表現可能であり記録性もある。また、言語による障害も少ない。
文字画像情報は、情報量が音声に比べて多いため、その伝送に高速通信可能なメディアを必要としたり、時間を要したりする。
前ページ 目次へ 次ページ