2．6　レーダーシステムの概略仕様

海上監視レーダーのイメージは下記のようである。詳細については章末付録「海上監視レーダー」を参照されたい。

概略の仕様

・距離範囲：最大30浬（56km）

・周波数帯：Cバンド

・アンテナビーム幅：水平面0．5度（アレイ全長約7m）

垂直面15度

・アンテナ回転数：毎分10回転

・送信パルス幅：O．5μs、1μs（通常の値）切り替え可能

・送信電力：40kW程度

・繰り返し周波数：3，000pps（0．5μs）、1，500pps（1μs）

参考文献

（1）　（財）日本気象協会：海洋観測指針，気象庁編，1990．

（2）　（財）日本気象協会：航空気象観測指針，気象庁編，1993．

（3）　（財）日本気象協会：地上気象観測指針，気象庁編，1995．

（4）　気象庁海洋気象部：波浪図利用の手引き，平成6年2月．

（5）　（財）日本気象協会：気象FAXの利用法；改訂第5版，1996．

（6）　今日の気象業務：気象庁編，平成8年版．

（7）　（財）日本航路標識協会：リモートセンシングに関する調査研究報告，平成8年3月．

（8）　（財）日本航路標識協会：中波標識局を利用した情報提供システムの調査研究報告書，平成8年3月．

（9）　（社）日本旅客船協会：旅客船の運航者から見た日本沿岸，運輸省海上交通局，国内旅客課監修．

（10）　気象衛星利用の手引き：気象衛星センター，平成8年3月．

（11）　光易恒：海洋波の物理，岩波書店，1995．

（12）　日本気象学会：気象研究ノート（気象測器−地上気象観測編），第185号，1996．

（13）　今津隼馬：シンポジウムGPS/DGPS利用技術の展望；船舶航行における利用，（社）日本航海学会，pp．85−94，1996．

（14）　国際電気通信連合：船舶間及びVTSトランスポンダ・システム 船舶のための情報管理、質問ITU−R28/8及びITU−R76-3/8

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