2. 航行警報
2.1 航行警報の種類(7)
2.1.1 日本航行警報
日本航行警報とは、北太平洋西部からペルシャ湾付近までを航行する日本船舶に対し、航海の安全のために緊急に通報を必要とする気象庁よりの気象警報や漂流物等の情報を、日本語によるモールス無線電信で定時(海底火山噴火等、特に緊急を要するものについては随時)に提供しているものである。
表2.1.1 日本航行警報の説明
日本航行警報は、我が国独自の広域航行警報であり、歴史的にも我が国においては最も古く、大正13年から開始されたものである。
この航行警報は、モールス無線電信により日本語で提供しており、北太平洋からペルシア海湾付近に至る海域を航行する日本船舶を対象としている。
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