

従って 
Fw1とFw2の大きい方を波力Fwとする。 (ウ)海面上昇時海水が空気室天井に作用する力Fu 防波堤の天端を越える波浪が空気室に作用するとき、空気室内部の海水も上昇し、天井に波圧が作用し、空気室は持ち上げられる力を受ける。 この波圧は、空気室没水部長での圧力P4に空気室断面積を乗じて求める。 持ち上げ波力をFuとすると 
である。 (b)風圧力:Fp 航路標識に働く風圧力について、海上保安庁灯台部の定めにより風荷重Fpは 
ここに q:速度圧原則として300kg?f/m3 C:風力係数円形は0.7 A:受圧面積(m2) である。風圧力は空気室のL.W.Lより上の部分に作用するとして計算を行う。空気室のL.W.Lから天端までの長さをL1とすると、Fpは次の通りになる。 
(c)潮流力:Ft 潮流の強いところに設置する場合は、潮流に基づく力も計算する必要がある。 潮流による力Ftは 
ここに ρ:海水密度 104.5kg/m3 Cd:抗力係数 1.0とする A:受圧面積 (m2) V:潮流速度(m/s)
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